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一面ラベンダー!ファーム富田へツーリング

ラベンダー畑

「北海道の花畑」と聞いて、ラベンダーをイメージする方も多いのではないでしょうか。北海道でラベンダー畑を観たいなら、絶対に外せないスポットと言えるのがファーム富田です。
ここでは、北海道・中富良野町にある「ファーム富田」の見どころやおすすめポイント、ツーリングでの行き方をご紹介します。

ファーム富田とは

ラベンダーをはじめとした花畑と資料館が併設されている施設で、北海道の中央にある富良野地域に位置しています。富良野は、テレビドラマ「北の国から」のロケ地としても有名なエリア。ドラマのロケ地巡りをしながら観光でファーム富田へ訪れる方も多く、畑の面積は道内一の広さを誇ります。
ラベンダー畑が有名ですが、グリーンシーズンにはラベンダー以外にも色とりどりの花々が咲き乱れており、パッチワークのように植えられた姿は壮観。
春夏の北海道を訪れたら一度は行ってみたい場所として人気で、多くのガイドブックにも掲載されています。

ファーム富田の歴史

日本のラベンダーは、昭和12年、フランスからラベンダーの種を入手した香料会社が各地で植えたのが始まりとされています。
日本中で最も栽培に適していたのが北海道の富良野だったため、新しい農業の形を見出そうと昭和33年に設立されたのがファーム富田でした。
昭和40年代に入り、貿易の自由化や技術の進歩によって、合成香料や輸入香料が簡単に手に入るようになってからはラベンダー栽培も下火に。日本各地で行われていた栽培は次々になくなっていき、最後に残ったのが富良野のラベンダー畑でした。
その後、ラベンダー畑が国鉄のカレンダーに取り上げられてから評判となり、その景色を求めて多くの観光客が訪れるようになります。日本でラベンダーと言えば「富良野」というイメージがつくほど、定着するまでにはこのような歴史がありました。

ファーム富田で見られる花

ファーム富田で見られるのは、ラベンダーだけではありません。入口から一番近い花畑「花人の畑」には、さまざまな色とりどりの花々が植えられていて、ラベンダーの見ごろではなくても花の景観を楽しめます。開花時期は5月上旬~10月上旬まで。主にマリーゴールドやビオラが咲き乱れます。

ファーム富田へのアクセス

旭川空港より約45分、札幌市内からなら約2時間30分でアクセスできます。ラベンダー畑はファーム富田より車で4kmほど先にあり、少々離れているため注意してください。