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ピンク色に染まる丘!大空町「ひがしもこと芝桜公園」

芝桜公園公式サイト

引用元:芝桜公園公式サイト(https://shibazakura.net/)

視界いっぱいのピンク!オホーツクの春を彩る絶景スポット

長い冬が終わり、北海道に本格的なツーリングシーズンが到来するのは5月頃です。その春の訪れを爆発的な色彩で教えてくれる場所が、オホーツクエリアの大空町にある「ひがしもこと芝桜公園」です。小高い丘の斜面、約10ヘクタール(東京ドーム2個分以上)という広大な敷地が一面ピンク色に染まる光景は圧巻の一言。その鮮やかさは、遠くの道路を走っていても「あそこだ!」と分かるほど強烈なインパクトを放ちます。

この公園の歴史は古く、たった一人の農家の方が「自宅に咲いた芝桜を増やして美しい公園を作りたい」と、手作業でコツコツと植え続けたことが始まりです。その情熱が実を結び、現在では北海道を代表する花の名所となりました。見頃は例年5月中旬から6月上旬にかけて。満開の時期には「芝桜まつり」が開催され、多くの観光客やライダーで賑わいます。

丘の麓から見上げる景色も素晴らしいですが、ぜひ体力を使って階段(または園内遊覧車)で頂上の展望台まで登ってみてください。そこからは、眼下に広がるピンクの絨毯と、その向こうに広がるオホーツクの田園風景、そして遠くの山々という、北海道らしい雄大なパノラマを一望できます。特に晴れた日の青空と、芝桜の濃いピンク色のコントラストは強烈で、どこを切り取っても絵葉書のような写真を撮ることができるでしょう。

ピンクの鳥居にゴーカート!バイクを降りて楽しむ園内アクティビティ

ひがしもこと芝桜公園は、ただ花を眺めるだけの場所ではありません。ライダーにとって嬉しいのは、広大な敷地を遊び尽くせるアクティビティが充実している点です。中でもユニークなのが、園内の高低差を利用した「ゴーカート」です。1周約820メートルのコースは、まさにピンク色の花畑の中を駆け抜けるワインディングロード。普段バイクで走るのとはまた違った、低い視点からのスピード感と花の香りを同時に楽しめます。童心に帰ってハンドルを握れば、長距離移動の疲れも吹き飛ぶはずです。

また、SNS映えスポットとして人気急上昇中なのが、丘の中腹にある「山津見神社(やまつみじんじゃ)」の鳥居です。なんとこの鳥居、芝桜に合わせて鮮やかなピンク色に塗られています。ピンクの背景にピンクの鳥居という、他では絶対に見られない非日常的な光景は、旅の記念撮影スポットとして最適です。安全祈願や縁結びの神様としても知られているので、これからのツーリングの無事故を祈願するのも良いでしょう。

広い園内を歩き回って疲れたら、足湯でリフレッシュすることもできます。公園内には日帰り入浴も可能な温泉施設があり、無料で利用できる足湯も併設されています。ブーツで蒸れた足を温泉に浸し、目の前の花畑を眺めながら一休みするのは至福の時間です。温泉はアルカリ性で肌がすべすべになると評判ですので、時間に余裕があればゆっくり全身入浴していくのもおすすめです。

名物「芝桜ソフト」と混雑を避ける撮影のコツ

花より団子、というライダーにおすすめなのが、現地でしか味わえない「芝桜ソフトクリーム」です。ほんのりとピンク色をしたこのソフトクリームは、見た目の可愛らしさはもちろん、甘すぎずさっぱりとした味わいが特徴で、初夏の爽やかな気候にぴったりです。地元の牛乳を使った濃厚なミルクの風味と、花の香りをイメージさせるフレーバーが絶妙にマッチしており、休憩のお供として外せません。

最後に、撮影のコツについて。ひがしもこと芝桜公園は非常に人気のスポットであるため、週末の昼間は駐車場も園内も大変混雑します。もし、誰もいない静かな花畑や、愛車と看板を含めたクリアな写真を撮りたいのであれば、「早朝」が狙い目です。開園時間は朝8時からですが、朝日が昇る時間帯は空気が澄んでおり、花の色もより鮮やかに写ります。また、夕方の斜光も花びらの立体感を際立たせてくれるため、ドラマチックな写真が撮れます。

アクセスは、網走市内や女満別空港からバイクで約30〜40分程度。道中の道も信号が少なく走りやすい快走路が続いています。春のオホーツクツーリングを計画する際は、この「ピンク色の丘」をぜひルートに組み込んでみてください。一生忘れられない色彩の記憶が、そこに待っています。