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北海道のツーリングで注意すべきこと

北海道の自然

北海道は、本州とは異なり独自の気候を持つ地域です。ツーリングの際にも気候に注意しなくてはなりませんし、気温に合わせた服装も用意する必要があります。
ここでは、北海道のツーリングで注意したい気候や服装、対策グッズについてまとめました。

気候に注意

北海道は日本海側、オホーツク海側、太平洋と海に囲まれています。また、海側と内陸側でも気候がかなり変わるため、ツーリングの際には気候の変化に気をくばらなくてはなりません。
北海道は「亜寒帯気候」に属しています。南側は本州と同じ温帯気候に近いですが、北川はロシアと同じ寒帯気候に近いです。南と北で気温もかなり違うため、横断を考えているなら入念な準備が必要です。
ツーリングに適しているのは5月~10月のグリーンシーズンと言われていますが、5月はまだ気温も低く、9月~10月になると本州よりも冷え込みます。

服装に注意

北海道は、真夏の7月や8月でも地域や気候によっては寒く感じる日があります。道南の函館や道央の札幌は暖かかったけれど、道北や道東に行くほど冷えるので、いつでも防寒できるように備えておきましょう。
基本的に、上着は薄めのインナーに長袖のトレーナーやパーカー、メッシュジャケットなどを着用し、寒さに備えてダウンジャケットを携帯しておきましょう。小さく持ち運びしやすいと、ユニクロのウルトラライトダウンが人気です。
上着はオールシーズン着用できるボトムスで構いませんが、寒さに備えてタイツやパッチなど、防寒インナーを携帯してください。
夏場のツーリングでも、オールシーズンで使えるグローブを1組は持っておきましょう。ツーリングする地域に合わせて替えられる、メッシュグローブを持っておくと快適さがアップします。

虫に注意

北海道は山道や丘陵などが多く、見渡す限りの緑や草花。大自然に囲まれながらのツーリングはとても気持ちの良いものです。
ただし、自然があるということは虫たちも存在するということ。
バイクの走行中は、小さな虫がたくさんぶつかってきます。
かなり多くの虫が顔に当たるので、ツーリングではシールドのあるヘルメットやフルフェイスの着用がおすすめです。とくにグリーンシーズンは虫の激突率が高くなるので、シールドだけだとアゴにぶつかる場合もあります。できるだけフルフェイスヘルメットを着用するようにしましょう。
もちろん、顔以外に当たることもあるため、上着を汚したくない方や虫が苦手な方は、水洗いしやすい撥水性のあるジャケットを着るなど、上着の虫対策をしておくと安心です。