「バイカーの聖地」ともいわれる北海道。道幅が広く、比較的舗装されていて走りやすい上に、雄大な大地と風を感じながら走り抜けられます。
一生に一度は訪れてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ここでは、北海道でツーリングを計画している方に向けて、王道ルートのひとつ、オロロンラインについてまとめました。
オロロンラインの基礎知識やルート、ツーリング途中に立ち寄りたい観光スポットについてご紹介します。
オロロンラインとは
北海道の港町として知られる「小樽」から、北海道の最北端である稚内まで続いている道路で、全長320kmもあります。まっすぐに伸びた1本道は、ツーリングをしていて気持ちよく、どこを見渡しても雄大な景色。日本海側の景観も楽しみながら爽快なツーリングができるでしょう。
距離的に東京から仙台へ行くのとほぼ同じくらいなので、ツーリングしていても時間がかかります。
休憩をはさみながらでも7~8時間はかかるので、走破したいなら余裕を持ったスケジューリングが大切です。
オロロンラインへのルート
小樽から
舞鶴や新潟からフェリーで北海道へ入る場合、小樽出発のルートが一般的になります。また、小樽はオロロンラインの出発点でもあるので、完全走破を目指すならこのルートがおすすめです。
苫小牧から
小樽より南、苫小牧からオロロンラインへ入るルートです。苫小牧着のフェリーを利用する場合はこのルートがおすすめです。苫小牧周辺は温泉で有名な登別やアイヌ集落のある「白老」などもあり、アイヌ民族の文化に触れられる資料館などにも立ち寄れます。温泉や歴史を学びながら旅をしたい人にもぴったりです。
旭川経由
苫小牧から北海道へ入り、旭川を経由してオロロンラインへ入る方法もあります。旭川には白くまの展示で有名な旭川動物園があるほか、上野ファームといった季節の花々を楽しめるスポットや体験型展示物のある「科学博物館サイパル」など多数。
グルメを楽しめるエリアとしても人気で、海鮮料理はもちろん、旭川ラーメンやジンギスカンなど、北海道ならではの料理も堪能できます。
オロロンラインの観光スポット
オロロンラインの道中には、観光スポットもたくさんあります。以下に代表的な観光スポットや絶景ポイントをまとめておくので、訪れる前にぜひ一度チェックしておいてください。
- オトンルイ風力発電所
- 千本ナラ
- 三毛別羆(ヒグマ)事件復元地
- 黄金岬海浜公園
- サロベツ原野
- 宗谷岬